導入講座3

引き続き導入講座の読み物になります。とりあえず我慢して読んでみてください。簿記の学習をするのに生きてきます。

 

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「4月から大学生なの?」矢継ぎ早に聞いてくる。

「まあ、一応…。」また中途半端な返事をする。

店員はにこにこしながら

「一応商品の簡単な説明をしますね」と言った。

「テレビは、普通のカラーテレビです。もし最近流行の液晶テレビがよければ、プラスαで液晶に変更することもできます。あとビデオはDVDも見れます。洗濯機は…」

説明が長くて面倒になって適当に話を聞いていた。

店員が

「あと、何か必要なものはありませんか?」と聞いてきたので

パソコンと、整理棚を追加して下さい。といった。

結局Z電機で必要なものはほとんど揃ってしまった。

支払いをするためにレジへ向かう。

「~~しめて350,000円になります。」と店員が言った。

以外に高かったな…と思いながら支払いを済ませる。

荷物は3時間後ぐらいには届けてくれるらしい。

時間があるので近所のバイク屋でスクーターを購入するために向かった。

 

拓哉の日記より 4月5日 入学式 

今日は入学式だった。学長などのえらい人の話など聞いて、はい、東明大生の誕生となりました。さすがに、入学してみると高校とは全然違うなと、感じてしまった。なにより自分で勉強する科目を選ばなければならないのだ。高校生までは、時間割とかがあって、その通りに学習すればよかったのに…。さて、どんな講義を取ろうかな、なになに…。簿記論とかいう科目も選択できるのか、よしこれはなんとしても学習しよう。ひょっとすると、日常でも役立つかもしれないしね。

P.S 今日入学式の帰りに始めて母親が下宿先を見に来ました。まあそれなりに気に入って帰っていったみたいです。

 

拓哉の日記より 4月15日 一人暮らし開始

 毎日家計簿とを付けていると、どの程度お金が必要か判ってくるな。

入学式が終わってからは、ほとんど外食やお弁当などで済ましてたしな。家計簿を見てみると。

このペースでいくとお金がもたないな。なんとか、お金を使うペースを減らさないと…。

よし明日から、自炊をしてみよう。と思った。

 

夏休み

大学入学して4ヶ月。生活も落ち着いた頃、拓哉には1つどうしてもかなえたい夢があった。

「あ~、やっぱり高いな…。」と雑誌を見ながら呟く

「最低でも1,000,000円ぐらい必要になるな」

そう、拓哉の夢とは、車購入だった。

しかし、1,000,000円も貯めるとなると、大学卒業しちゃうなあ、どうしよう…。悩みながらも拓哉には一つの考えが出来上がってた。

 

「ただいま」拓哉は久しぶりに実家に帰った。

「まあ、久しぶり。大学生活はどう?」母は言った。

「うん。最初は戸惑ったけど、今は慣れてきたよ。講義も受けながら、空いた時間で、アルバイトや、自動車教習所にも行って免許も取ったしね」

と言って免許を見せた。

それから父親が帰って来るまで、いろいろ母と話していた。洗濯のことや、食事のことなど。

 

夕方、父親が帰ってきた。

「ただいま」と拓哉は言った。

「おお、久しぶりだな。元気にしてたか?」と父は言った。

「もう、母さんと同じこと聞かないでよ」と答えた。

「さあ、夕食にしましょ」と母が言った。

夕食では、やっぱり父も、洗濯や食事のことなど母と同じことを聞いてきた。なんで大人って同じこと聞くのだろう。食事を食べながら、拓哉は大学の講義についても話した。

「今ね、大学で簿記論って講座履修してるの」

「なんとなく、家計簿の企業版みたいで、面白いんだ」

「ほう」父が言った。

「その講義で学習したんだけど、企業って銀行などからお金を借りて大きくなったりしてるんだってね。」

「僕も、大きくなるために、お金借りれないかな~。」

「実は、車が欲しいんだ…」

父親は何か考えているようだったが。

「そうだな、ボーナスも出たことだし、お金を貸すなら考えよう。」

「ただし、毎月きちんと、母さんに返しなさい」

と父は言った。

 

結局、両親から1,000,000円借りれることになった。ただし今から毎月3万円を卒業するまで返すことを条件に…。

 

 


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