導入講座5

導入講座解説の続きになります。簿記とは何をすることなのかを理解すれば導入講座は卒業です。

 

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さきほどのBの表ですが、簿記では下図のように表記する方法もあります。

 

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B表では収入から支出を引いていく方法を取っていますが、C表では収入は右の欄に、支出は左の欄に記入してあります。簿記ではCの表を通常使用します。またC表では必ず、費用+利益の合計が収益の合計と一致します。

 

簿記ではAの表を貸借対照表といい、Bの表を損益計算書と呼んでいます。

貸借対照表とは、ある一定時点の状態(ここでは3月15日現在)

損益計算書は、ある一定期間の状態(ここでは昨年の3月16日から今年の3月15日)までを表しています。貸借対照表と損益計算書を合わせて決算書と呼んでいます。

 

図に示すと以下のようになります。

 

do005

 

この例では大学合格決定後から1年間経った期間を損益計算書で表しています。また大学生活1年後の3月15日を貸借対照表で表しています。

 

 

ここでは、大学入学から1年間を基準として書いてきましたが、日本では1年を一つの単位として(1サイクル)としているものがほとんどです。季節も春・夏・秋・冬で1年サイクル、学校でも1年で学年が一つ上がる。野球の日本一を決めるのも年1回ですね。そこで、企業も(簿記でも)1年をサイクルとするのです。実際に簿記では、先程の図の言葉が以下のように替わります。

 

・大学生活1年後⇒期末:決算をする日時

・合格発表時  ⇒期首:期末から1年前

・合格発表から大学生活1年後⇒期中:損益計算書の期間(当期、会計期間ともいう)

 

これを図で示すと下記のようになります。

 

do006

 

企業でも、例に上げた家計簿のように、1年間の収支や状態を表すことにより、企業の経営状態が分かってきます。簿記とは、企業の家計簿と考えるとわかりやすいと思います。

簿記の目的は、決算書(貸借対照表と損益計算書)を作成することなのです。

しかし、貸借対照表・損益計算書の2つの表を作成するためには、毎日、正確に決まった一定のルールで記録をつけていかなければなりません。何もしなくて、いきなり1年後には作成できないのです。拓哉君は、毎日家計簿を作成していましたので1年後のこのような表を作成できたのです。

 

実際に作成する流れは以下のようになります。

 

do007

 

となります。ここの導入編では、家計簿に置き換えて、一番右の貸借対照表と損益計算書の説明を中心にしましたがそこに行く過程も含めて学習するのが、簿記になります。

 

そこに行く過程は次の基礎講座で学習することにします。

 

 


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